坐骨神経痛について『第一回』 <<前の記事を見たい方はこちらをクリック
第一回の記事では、坐骨神経痛について触れていきました。
原因の種類がたくさんあり、約7つはあるという事をお伝えしましたね。
その中で、どれが坐骨神経痛として多く君臨しているのかをお伝えします。
この記事でわかること ✅坐骨神経について正しい知識を深めることができる
坐骨神経痛の2つの原因
さて、坐骨神経は腰骨と仙骨から出ていく神経で造られています。
そのため脊髄や脊柱管に障害や病気が起きると、バビ神経や神経の根元が圧迫されたり、
ここら辺の周辺が炎症を起こすと、腰痛や坐骨神経痛が現れることがあります。
(お尻や足の痛みです)
坐骨神経痛を伴った、腰痛の原因で代表的なものが
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 腰部脊柱管狭窄症
脚の痛みの原因が坐骨神経痛だと診断されたら、
原因として、まず腰椎椎間板ヘルニアと腰部狭窄症が疑われます。
ちなみに、この2つが合併していることもあります。
1,腰の椎間板ヘルニア
腰骨の骨と骨の間には
椎間板(ついかんばん)という円板のクッションが挟まっています。
椎間板の内部はゼリー状の物質が入っていて、衝撃を吸収し、柔軟に動いているので、
僕たちは身体を捻ったり、曲げたりすることができます。
ゼリー状の物質は、約80%が水分です。
名前は髄核(ずいかく)といいます。
椎間板ヘルニアはこの椎間板が
通常の位置から、はみ出して、神経根やバビ神経を圧迫して起こるものをいいます。
特徴として、
✅20代や30代の人に多くみてれ、前かがみの姿勢がつらくなります。
- イスに座って、長時間デスクワークをする人
- 軽作業をする人
これらに多いと言われています。
逆に、重労働をする人は
さほど多くないと言われています。
わかりやすい症状はこちらです。
靴下や下着を履こうとすると痛みが出る
2,腰の脊柱管狭窄症
腰部の脊柱管が老化や、骨粗相症などでダメージを負い
脊柱管という、管(クダ)が狭くなる病気です。
特徴として、
✅50代以上の中高年に多くみられます。
✅身体を後ろに反らすと、痛みが増すのが特徴です。
これは、狭くなった脊柱管が身体を反らすことで、
さらに狭くなり、バビ神経や神経の根元を強く圧迫することが原因となります。
わかりやすい症状はこちらです。
- 高いところにあるものを取ろうと背をそらしてしまうと、痛くてできない
- まっすぐ立っていられない
- 歩くときの姿勢が前屈みになる
- 長時間歩けない
腰の脊柱管狭窄症が進むと、
間欠性跛行(カンケツ セイ ハコウ)という歩行障害が起こることがあります。
- しばらく歩いていると足のシビレや、痛みが増して歩けなくなり、その場に座ったりしゃがんでいるうちに痛みが治って、また歩けるようになる症状です。
これは、座ったり、しゃがんだりすると
身体が前屈みになり、脊柱管の狭まりがゆるくなるため
神経への圧迫が減るので神経の血流が良くなり、痛みが楽になるということです。
最後に
今回は
坐骨神経痛の最も多い
2つの原因をお伝えしました。
みなさまに、少しでも身体の状態を理解し
正しい改善方法を提案するためにも
少しずつブログを、上げていこうと考えています。
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