椎間板ヘルニアについて
腰椎椎間板ヘルニアとは、
脊柱管という管(クダ)の中に
『飛び出した』髄核と言われるものが、
管(クダ)の中の神経を圧迫して
神経痛を引き起こすものです。
この神経痛が「坐骨神経痛」と言われます。
椎間板ヘルニアはなぜ起こるのでしょう?
椎間板ヘルニアはこんな状態です。
- 椎間板というクッション部分の壁、「繊維輪」が壊れる
- 「髄核」と言われるクッションの中身が後側方へ飛び出す。
- 下の方の腰椎4番と5番の間で起こりやすい
椎間板ヘルニアは若い時から、
無茶して腰を痛めたときに
起こり得ますが、
ご高齢の方でも
加齢の進行で、椎間板まで変性が起こり
椎間板ヘルニアになるケースもあります。
症状としては
- 強い痛み、腰や足にかけて片方、片方の方が優位の場合。
- 安静時にも症状を有する。
- 前にかがむ事が、困難になります。
- 腰を伸ばすと痛い人もいますが、これは椎間板ヘルニアでも上の方の腰椎ヘルニアがある場合がある。
- 坐骨神経性の側湾が起こる事がある
間違いやすい症状
・腰位を伸ばして痛い場合に他の症状との混合型腰痛の場合があります。
・腰痛でも頚椎ヘルニアという状態があるので、そこから腰痛が出る場合がある事です。